ホーム > ふくい元気女子 > 佐々木京美 佐々木京美さん ささききよみさん 更新日:2016年1月15日 食工房野の花 代表・フードディレクター HP:食工房 野の花 2002年に趣味で始めた自宅でのパン教室をきっかけに、2003年自宅横に設けた石窯工房で「石窯体験教室」を開催。 「美味しいパンをもっと食べたい」という声から、2007年には「野の花便り」ネット販売を開始、素材からこだわり手作りした石窯パンの販売なども行いました。 最近では6次産業化や商品開発、フードコーディネートにシフトし、伝統的な福井の食文化の継承や地元の食材の「商品化」「ビジネス化」などに力を注ぎます。 「まだ知られていない素晴らしい伝統食材や郷土料理が福井にはある」と、福井の食文化を次世代へ繋ぎます。 〜後輩女子へのメッセージ〜 情報に惑わされることなく『福井の女性らしく、自分らしく』頑張ってください。 家庭用移動式薪オーブン「炎~ほむら~」 石窯料理研究家の佐々木さんと金属加工・溶接のプロの田安鉄工さんが共同で開発しました。石窯を使い続けて10年、野の花工房が石窯と向かい合いながら育ててきた想いが商品になりました。 出来上がる料理はシンプルながら、素材の良さが最大限発揮されていて、一度食べると今までに味わったことのない感動的なおいしさに皆虜になってしまいます。 福井の伝統的な食文化『朝倉膳』を提供する、一乗ふるさと料理クラブの女性メンバーの皆さん。黒豆ごはんや麩の辛し和え、ぜんまいの白和えなど、子供の頃に法事などで出されたことがあるような懐かしいお料理を提供します。佐々木さんがアドバイザーを務める「ふくいフードキャラバン」でも取り上げ、多くの参加者に郷土料理を楽しんでいただきました。 同じく「フードキャラバン」で紹介した『河和田暮らしの晩餐会』。地元の催事仏事等で作られてきた伝統料理と地元に伝わる薬味「山うに」を、近隣の里山等で採ってきた葉っぱで盛りつけました。地元の越前漆器や越前和紙を使うなど、コンセプトに合ったメニュー決めや料理の見せ方を佐々木さんが担当します。 プライベートでも福井の郷土料理でもてなします。遠くのお客様は、地元の料理と共に漆器や和紙を使ってトータル福井スタイルでおもてなし。より福井らしくすることで、お客様の満足度も高まります。 手掛けた商品や料理は、全国レベルで評価されてきました。2014年、越廼漁港ぬかちゃんグループの「イカへしこそばペペロンチーノ」がNHKきょうの料理クッキングコンテスト2014<地元盛り上げ料理部門>で優秀賞を受賞。2015年、上庄里芋を使った「里芋グラタン味噌マヨつるつるいっぱい」が全国マヨワングランプリで優勝しました。「福井テイストが入ったものを若い世代に食べていただきたい」と、伝統的な福井の食材を使った伝承料理の継承と、新しい食べ方、見せ方に力を注ぎます。