オンもオフも全力投球 現場に立ち続けて人を育てる リーダーシップのあり方 新田塚コミュニティ株式会社 代表取締役社長 塩田恵子さん
━ どのように代表取締役のキャリアを築いてきましたか?
はじめはスイミングスクールのインストラクターとして働き始めました。体を動かすことが好きで、人に教えることにやりがいを感じていました。
しかし、子育てのために一度退職。その後、復帰して契約社員として働きながら、マネージャー職を任されました。そこからは「やると決めたらやる!」という強い意志で、一つひとつの仕事に全力で取り組みました。気づけば管理職となり、最終的には社長という立場を任されるまでになりました。
社長となった今も、基本的なスタンスは変わりません。シフトが回らないときは、自ら現場に立ち、指導にあたることもあります。インストラクター時代から、「どうすればこの仕事をもっと良くできるか?」を常に考え続けてきました。その積み重ねが、今の経営スタイルにつながっています。
▲やっぱりジャージ姿が一番動きやすくて好き。社長になった今でも、利用者さんと気軽に話せる環境を大切にしている。
━ 仕事と家庭の両立をどのように乗り越えてきましたか?
かつては産休・育休の制度が整っておらず、今振り返ると、子育てと仕事の両立は本当に大変でした。だからこそ、今は社員が安心して働ける環境を整えたいと思っています。
仕事に夢中になるあまり、家庭とのバランスが崩れることもあります。夫も同じ職場で働いていますが、家庭では仕事の話をしないことが、我が家のルールです。以前は仕事のことで衝突することもありましたが、今ではしっかり線引きをし、お互いの時間を大切にするようになりました。
旅行が好きで、飛行機に乗ることが、仕事のオンオフを切り替える良い気分転換になっています。海外のフィットネス展示会を訪れ、新しいトレンドを学びながら、心身をリセットする時間を大切にしています。
▲夫とのホノルルマラソンも良い思い出。二人で励まし合いながら完走した達成感は格別!
━ インストラクター経験を生かしたリーダーシップとは?
現場での経験があるからこそ、社員の気持ちがわかります。インストラクターの仕事は体力的にハードで、急な欠員が出ることも少なくありません。しかし、「社長だから」と指示を出すだけではなく、自ら現場に入り、シフトを支えることを大切にしています。現場の状況を把握し、社員と同じ目線で働くことが、チームの信頼関係を築く上で欠かせないと考えています。
スタッフ一人ひとりが働きやすい環境を整えることも、リーダーの大切な役割の一つです。特に子育て中のスタッフが、気兼ねなく育児と仕事を両立できるよう、制度を整えていきたいと考えています。今後は、男性の育休取得をさらに促進し、性別に関係なく誰もが働きやすい職場づくりを目指していきます。
福井県で働く・活動する女性に向けてのメッセージ
やりたいことがあるなら、思い切って一歩踏み出してみてください。環境が整うのを待っているだけでは、なかなか前に進めません。少しずつでも挑戦し続けることで、道は開けていきます。福井の女性は、勤勉で粘り強く、努力を惜しまない方が多いと感じています。自分の可能性を信じて、やりたいことに向かって進んでほしいです!
<企業情報>
新田塚コミュニティ株式会社
福井県福井市新田塚1-1-1
https://www.nittazuka.com/community/









